検査科

宗教上の理由による
輸血拒否に対する対応について

当法人では、宗教上の理由による輸血拒否に対し、以下の基本方針に則り、対応させて頂きます。
何卒ご理解ご協力の程、宜しくお願い申し上げます

基本方針

  • 1.当法人では、絶対的無輸血の治療は行いません。
  • 2.医療上可能な限り無輸血での治療を行うよう努力します。
  • 3.輸血拒否により同意が得られない場合であっても、輸血以外に救命手段がない、
    もしくは最善と判断した場合には、人命尊重のため輸血を行います。(相対的無輸血の方針)
  • 4.絶対的無輸血を誓約する免責証書などに署名・捺印は致しません。
  • 5.患者さまご本人の意識の有無、成年・未成年にかかわらず適応します。
  • 6.同意を得られるよう最大限の努力をしますが、同意を得られない場合は転医をお勧めする場合があります。
  • 7.宗教上の理由により輸血を拒否された患者さまへの診療を拒否するものではありません。
  • 絶対的無輸血:いかなる場合でも絶対に輸血をしないという考え・立場。
  • 相対的無輸血:可能な限り無輸血治療を努力するが、輸血以外に救命手段がないと判断した場合には輸血をするという 考え・立場。

平成24年10月
社会医療法人 北腎会 
理事長 坂 丈敏