検査科

検査は主として検体検査と生理機能検査に分かれており、当院では検体検査である尿検査、生理機能検査である残尿測定検査・超音波検査・心電図検査・肺機能検査を臨床検査技師4名で行っています。
一般的な血液検査や細菌培養検査、病理検査は、検査センターに依頼しています。

検査

尿検査

尿検査は泌尿器系の疾患を診る上で、欠かせない検査です。尿には色々な成分が含まれており、多くの情報を得ることができます。体内の生理代謝活動も反映しており、泌尿器系の疾患以外の診断にも役立ちます。
はじめに色や濁りを確認し、専用のペーパーを浸すことで尿蛋白や尿潜血、尿糖などを調べます。
次に、尿を専用の機械で遠心し尿中の有形成分を沈殿させて、その成分を顕微鏡で調べていきます。

尿検査

当院では基本的に、
受診時に毎回尿検査を行っています。

尿検査

尿流量測定検査(フローメトリ)

この検査は名前の通り、尿の出る勢いと尿量を調べる検査です。
尿の勢いが弱い、切れが悪いというような自覚症状を、グラフで客観的に診ることが出来ます。
後述する「残尿測定検査」と合わせて行うことで、普段の排尿状態を一元的に知ることが出来ます。

  • 尿流量測定検査01
  • 尿流量測定検査02

※上の波形の山の高さが尿の勢いを表しています。左に比べて、右側は勢いが弱いのが分かります。

※上の波形の山の高さが尿の勢いを表しています。
上に比べて、下は勢いが弱いのが分かります。

普段の排尿状態を調べる検査ですので、普段トイレへ行く位の尿意を感じたら検査を行います。
尿意が弱い場合は水分摂取をしていただき、尿意を感じるまでお待ち頂く場合もありますのでご了承下さい 。

  • 尿流量測定検査03
  • 尿流量測定検査04
  • 男性の患者さまは立位・
    座位どちらでも検査可能ですので、
    検査前にスタッフにお知らせ下さい。

残尿測定検査

残尿とは「排尿を終えた時に膀胱内に残った尿」のことです。 トイレに行ったのに、残っている気がする・・・というようなことはありませんか?
実際に膀胱の中に残っていないか、またはどのくらい残っているのかを調べることが出来ます。
検査は簡単です。トイレで排尿していただいた後に、お腹にゼリーを付けて超音波の機械を当てて行います。検査時間は1~2分で、痛みはありません。

残尿測定検査

超音波検査

腹部の広い範囲にゼリーを付けて行います。 当院では泌尿器領域の臓器を中心に検査を行っています。前立腺の大きさを測ったり、腎臓・膀胱に結石や腫瘍等がないかを調べたりします。

超音波検査

手術前や透析患者さまの定期検査として、
心臓超音波検査等も行っています。

超音波検査

心電図検査

心臓が収縮する際に発生する電気を記録するものです。
心電図によって心臓に関する多くの情報を得ることができ、不整脈・心肥大・心筋梗塞などについて知ることができます。手首と足首、胸に合計10個の電極を装着し、検査を行います。

残尿測定検査

肺機能検査

鼻をクリップでふさぎ、口にマウスピースをくわえて、息を吸ったり吐いたりする検査です。
呼吸器疾患は、「息を吸って吐く」ことが障害される疾患群で、主症状としては、息切れ・呼吸困難などがあります。
当院では原則として手術前に、心機能検査として心電図検査(時に心臓超音波検査)を、肺機能検査として肺活量測定・努力性肺活量測定を行っています。

血圧脈波検査

両足と両足首に血圧計を巻いて検査します。心電図や心音図なども同時に測定することで、血管のつまりや硬さなどを調べることが出来ます。血管の年齢が分かります。

  • 血圧脈波検査01
  • 血圧脈波検査02
  • 血圧脈波検査03

検査結果の表をお渡しします。
ご確認下さい。